親知らず抜歯体験談
2016.7.12
こんにちは♪
今回は私が「親知らず」を抜いた時の体験談をお話します。
数か月に一度の割合で奥歯が痛くなる。痛くなり始めると1週間くらい続く痛み。始めは虫歯かな?と思っていましたが、よーく口の中を見ると奥歯がまだ完全に生えてきていなく、歯茎から少しだけ見えている様子。歯ブラシでツンツンと触ってみると・・・痛いのは歯ではなくて歯茎!生えかけの親知らずを少しだけ覆っている歯茎に、ブラシの先が触れると激痛!!どうしよう・・・でも1週間くらい我慢すれば良くなるし、歯医者に行かなくても良いかな?と何年も放置していました。その時は親知らずを抜くなんて1ミリも考えていなかったんです。
それがなぜ抜くことになったのか・・・きっかけは歯のクリーニングでした。衛生士さんにクリーニングをしてもらった後、先生が口の中の検診をしてくれました。その時、先生が口の中を見て 「この奥歯は何カ月に1度とか疲れた時とか痛くなるでしょ?」と。 ・・・え?どうしてわかるんですか?先生すごい!長年我慢してきた痛みを見事に言い当てられ、ビックリしました。「抜いちゃえば痛くなくなるよ」 そんな先生の言葉に一瞬迷いましたが、この先何度も痛みに我慢するのは嫌だなと思い「じゃあ抜きます!」と答えていました。お会計をして次回の予約を取って、家に帰ってきてから我に返り、「抜きます!」と言ったことを少し後悔。歯を抜くなんて乳歯以来してないから、怖くなってきました。麻酔って痛かったよな・・・抜いたら腫れるのかな・・・やっぱり抜くのやめようかな・・・いやいやこの機会に抜いた方がいいよね・・・こんな葛藤を抜く当日までしてました(笑)
抜歯予約当日、11:00からの予約だったのでお昼ご飯は食べずに来院。(あとで食べなかった事を後悔しました)診察台に座ると先生から説明がありました。レントゲン写真を見ながら「ここを切って、ここを削って・・・」いろいろ説明してくれましたが緊張しているせいか、あまり頭に入ってきません。「では始めます」と言われるのと同時に診察台が横になり、顔に大きな布を被せられました。口の部分だけ穴が開いている布です。「表面麻酔をしてから麻酔を打つから痛くないよ」という言葉に安心して口を開けました。「では麻酔をうちますよ~」うん。確かに表面麻酔をしているから痛くない。痛くない。痛く・・? いやいや痛い!先生やっぱり痛いです!「あー!うー!」と声にならない訴えも「もう少しだから我慢してね~」で一掃されました。麻酔が終わると「ウィーーン」と音がします。何やら削っているのでしょうが、布をかけられているのでわかりません。しばらくすると器具を口の中に入れ「少し顎を押しますよ~」と言われました。「はい」と返事はしましたが、顎が・・・顎が抜けそう!先生がすごい力で押してくるので顎が抜けてしまうのではないかと不安いっぱいです.そんな時、耳の近くで「ゴキッ!バキッ!」と音がしました。何?この音?と心配していると「ハイ♪抜けましたよ~」と先生の明るい声が聞こえてきました。良かった、無事に終わったんだとほっとしたのも束の間、「ついでに上の親知らずも抜いちゃう?」とまたまた先生の明るい声が聞こえてきました。「痛いのは1日で終わりにした方が良いでしょう?上の歯は5分で抜けるよ」との言葉に乗せられて「お願いします」また言ってしまいました・・・。下の歯と同じように麻酔をしましたが、痛みに鈍感になっているのか、今回は麻酔の痛みは全く感じませんでした。そして本当に先生の言う通り、上の歯は「あっ!」という間に抜けました。良かった良かった♪
安心したら急にお腹がすいてきました。でも受付のお姉さんに麻酔が切れるまでは食べないでくださいと言われたので、仕方なく我慢。麻酔が切れたら食べようと思っていたら、じわりじわりと痛みが・・・。家に着く頃には本格的な痛みに変わっていて、すぐに痛み止めを飲みました。お腹は空いたけど、痛いし口の中は血の味がするし、なんだか口も大きく開けられない・・・。とても食べる気にはなりません。その日は早めに就寝しました。
歯を抜いた後、痛みはいつまで続くのか・・・私の場合は1週間くらいでした。抜いた当日はもちろん痛かったのですが、それよりも翌日からの喉の痛みの方が強く感じました。唾を飲み込むたびに痛い。扁桃腺が腫れた時と同じような痛みです。痛くて食事ができない・・・。2~3日は痛み止めが手放せない状態でしたが、そのうち痛みもなくなり気にならなくなりました。
数か月に一度の割合でおとずれていた奥歯の痛みは無くなり、今では毎日快適です。親知らずを抜いて良かったです。